ヒラリー・スワンク主演の『フリーダム・ライターズ』
アメリカの様々な問題を取り上げ、感動すると評判の映画です。
内容が気になっている方や、もう一度おさらいがしたい方のために、こちらの記事ではあらすじやタイトルの意味を紹介します。
『フリーダム・ライターズ』はどんな作品?
引用元:https://ameblo.jp/cinephile/
実話をもとにつくられたヒューマンストーリー『フリーダム・ライターズ』
人種や格差など、さまざまな問題を抱えた高校に赴任した新米教師と生徒の交流を描いた作品。
銃や薬物による事件が身近にあるような劣悪な環境で育った生徒たち。
アメリカの根深い問題を映画を通して知ることで、あらためて教育の大切さがわかる作品です。
『フリーダム・ライターズ』あらすじ
引用元:https://ameblo.jp/cinephile/
アメリカのロングビーチにある高校に赴任した新米国語教師のエリン(ヒラリー・スワンク)。
赴任した初日からエリンは厳しい現実に直面する。
エリンが担当したのは「203」と呼ばれた善悪の判断がつかない生徒や貧困家庭の生徒など、複雑な問題を抱えた生徒がいるクラスの担当になったからだ。
生徒たちはエリンのいうことに聞く耳を持たず、授業を放棄する始末。
ある日、差別的な言動をした生徒たちに対して「ホロコースト」の話をしたエリンだったが、生徒たちが「ホロコースト」自体を知らなかったことにショックを受ける。
その日から生徒たちに寄り添う覚悟を決めたエリンは、何でもいいから日記に書き記すよう生徒たちに提案した。
はじめこそ非協力的だった生徒たちだったが、熱心なエリンに徐々に心を開き始め、日記に悩みや抱えている問題を書き記すようになった。
日記を読んで、虐待や犯罪など、過酷な環境にいる生徒たちに一番必要なことは教育だと考えたエリンは、課外授業に「ホロコースト博物館」に行ったり、「アンネの日記」を読ませたりして、偏見や差別が招く悲劇を理解させていった。
エリンの熱意に応えるべく、生徒たちの意識も徐々に変わっていく…。
『フリーダム・ライターズ』タイトルの意味は?
引用元:https://eiga-pop.com/
近年、#BlackLivesMatterというハッシュタグが世界中で拡散され、アメリカの人種問題を私たちが知る機会も増えてきました。
『フリーダム・ライターズ』の舞台の高校は、人種隔離政策の撤廃によりほとんどの白人がほかの学校に転校してしまったという背景があります。
また、人種隔離政策が撤廃となる前、バスの座席はさまざまな人種によって区別されていました。それに反発した活動家が自由な席に座って抗議したことを「フリーダム・ライダーズ」と呼びます。
その活動に触発された生徒たちが「フリーダム・ライダーズ」をもじって『フリーダム・ライターズ』と自分たちを呼びはじめ、そこから原作本や映画のタイトルにもなりました。
その後のエリンと203クラスの生徒たち
引用元:https://eiga-pop.com/
203クラスの生徒たちはほとんどの生徒が大学に進学したそうです。
エリンは自分の経験を生かして203クラスの卒業生たちと一緒にフリーダム・ライターズ基金を設立して、教育メソッドを広める活動を行っているそうです。
映画『フリーダム・ライターズ』のあらすじやタイトルの意味を紹介!まとめ
引用元:https://mihocinema.com/
いかがでしたでしょうか。
本文をまとめますとこのようになります。
・問題を抱えた203クラスの生徒たちを新米教師のエリンが教育によって変える感動ストーリー
・フリーダム・ライターズはフリーダム・ライダーズをもじった言葉
・エリンと生徒たちはフリーダム・ライターズ基金を設立して、その後も教育のために活動している
教育関係のお仕事を目指している方はぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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