ダニエル・クレイグ最後の007シリーズとなった『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』。
今までの007シリーズにないストーリー展開や豪華な俳優陣が話題を呼び、記録的な大ヒットとなりました。
本作で注目すべき点は他にもあります。それはズバリ、「車」!
007シリーズと言えばかっこいいボンドカーも見どころのひとつですが、本作は特に車のキャスティングが見事で、迫力のカーアクションを楽しむことができます。
さらにトヨタ車も登場するのが日本人として嬉しいポイント。
トヨタ車をはじめとした『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場する車たちを紹介します。
007ファン歓喜!アストンマーティンが4台も登場
引用:https://www.astonmartin.com/ja/our-world/no-time-to-die
ボンドカーの代表格と言えば、アストンマーティンですよね。
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではなんと4台のアストンマーティンが登場しました。
- アストンマーティンDB5
- アストンマーティンV8サルーン
- アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ
- アストンマーティンヴァルハラ
中でも一番の活躍を見せたのが「DB5」。007シリーズでは9回目の登場となりますが、本作では秘密兵器が装備されていました。
イタリア・マテーラでのカーアクションシーンで、ヘッドライトからマシンガンを出したり、マフラーから煙を噴出したりと、さまざまなギミックが登場しましたね。
もともとはMI6の秘密兵器開発を担うQが改造した車をボンドカーと呼んでいるので、DB5は本作における正真正銘のボンドカーと言えます。
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で一番活躍したのはトヨタ車?
引用:https://topgear.tokyo/2021/09/39345
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』には嬉しいことに日本車もキャスティングされています。
その車とは、トヨタのランドクルーザープラドです。ノルウェーでランドローバーとサイドバイサイドの手に汗握るカーチェイスを繰り広げてくれました。
実は007シリーズでトヨタ車が登場するのは、1967年公開の『007は二度死ぬ』以来なんです。
本作の監督は日系のキャリー・フクナガで、劇中にも能のお面や和式の部屋など日本の要素が盛り込まれていました。
トヨタ車がキャスティングされたのも、日本テイストを盛り込むための一環だったのかもしれませんね。
悪役に徹したヴィランカーたちにも注目
引用:https://topgear.tokyo/2020/10/26067
007シリーズに登場する車はボンドカーだけではありません。敵役が乗りこなすヴィランカーもかっこいい車が揃っています。
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のヴィランカーで特に活躍したのが、新型ランドローバー・ディフェンダー。ノルウェーでのカーアクションシーンで迫力の走りを見せました。
もともと旧ディフェンダーは敵役の車として007シリーズに何度も登場しているので、本作で新型ランドローバー・ディフェンダーがキャスティングされたのは007らしい選択と言えるでしょう。
またイタリア・マテーラのカーアクションシーンでは、マセラティ・クアトロポルテ(4代目)やランチア・テージスなどのイタリア車がヴィランカーとして登場しました。
英国車以外のメーカーも登場するのは車好きにとって嬉しい展開ですね。
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』は車のキャスティングにも注目!トヨタ車も登場?まとめ
引用:https://movitratalk.com/007notimetodie/
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で活躍した車たちを紹介しました。
ボンドカーやヴィランカーなど、車にもそれぞれの個性があることをお分かりいただけたでしょうか?
中でもノルウェーのカーアクションシーンでタフな走りを見せてくれたトヨタのランドクルーザープラドは要チェックです。
俳優だけでなく車の演技にも着目して『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』を楽しみましょう。
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