完全オリジナル脚本の特撮映画『大怪獣のあとしまつ』
東映と松竹が史上初のタッグを組んで製作されたこともあり、公開前から大作になると期待が寄せられていました。
しかし、いざ映画が公開されると、歴史に残る迷作との酷評が続出。
さらには炎上騒動にまで発展してしまったのです。
今回の記事では、『大怪獣のあとしまつ』の評価と、炎上した理由についてまとめます。
『大怪獣のあとしまつ』を観るか迷っているという方も、この記事を読んで参考にしてくださいね。
『大怪獣のあとしまつ』は迷作と酷評されている?
引用:https://type-r.hatenablog.com/entry/20220212/daikaijyu
レビューサイト | 評価点 |
Filmarks | 2.4 |
Yahoo!映画 | 2.2 |
映画.com | 2.3 |
大作特撮映画と期待された『大怪獣のあとしまつ』ですが、本当に迷作なのでしょうか?
3つのレビューサイトの評価を調べたところ、2022年11月時点で平均評価点は2.5に届かず、たしかに観客の満足度は低いようです。
調べたところ、『大怪獣のあとしまつ』が迷作と酷評される理由は、「作り手と観客の間にすれ違いがあるから」でした。
多くの観客は、大ヒット作『シン・ゴジラ』で描かれていたような、緊迫感のある政治や軍事シミュレーションを期待していた様子。
しかし、『大怪獣のあとしまつ』はリアリティの追求ではなく、コメディに振り切った内容で、観客の期待していた内容と作り手の意図にすれ違いが生まれてしまったのです。
そしてそのギャグも脱力系のため、笑いのツボが合わなかった方もいるようでした。
プロデューサーの発言が大炎上の理由?
引用:https://ameblo.jp/kita9916/entry-12725643313.html
厳しい評価が集まった『大怪獣のあとしまつ』
作品への評価とは別に炎上してしまったのですが、その理由は、「プロデューサーの発言によるもの」でした。
作品への評価を受けてインタビューに応じた、企画・プロデュースの須藤泰司さんとプロデューサーの中居雄太さん。
観客の酷評に対して中居さんは、「特撮部分やギャグ要素に反応が偏って、思った以上に伝えたいことが伝わらなかった。」とコメント。
そして須藤さんは、「ヒッチコック監督が、演出に対する不満をぶつけてくるイングリット・バーグマンに言った言葉が好きです。「たかが映画じゃないか」。本作に対する真の評価はこれからだと考えております。」と発言しています。
このインタビュー内容に対し、本作が「迷作」と評されたのが観客のせいと言っているように取れるとして炎上してしまったのです。
『大怪獣のあとしまつ』はどんな人なら楽しめる?
引用:https://www.cinematoday.jp/news/N0128427
『大怪獣のあとしまつ』が炎上する一方で、作品を楽しめた方もいるようです。
まずはTwitterでの「面白かった」という声を紹介します。
何を面白いと感じるかは人それぞれだと思うけど、大怪獣のあとしまつが真面目さ全振りで淡々とゴミ処理する映画だったら、あそこまで印象に残らなかったと思うし、面白くもない気がする。
むしろふざけた話を真面目に映像化してるから面白かったと個人的には思う。伝わらない人多かったみたいだけど。— 児島の仙人 (@sen_nin_kiyama) September 2, 2022
以上の評価から、『大怪獣のあとしまつ』は「ツッコミどころも含めて映画を楽しめる人」であれば面白いと感じられると言えます。
本作の題材である「大怪獣の死体を後始末する」という設定そのものも斬新で面白いという声もあったので、特撮映画になじみのない方でも楽しく観れますよ。
『大怪獣のあとしまつ』は歴史に残る迷作?酷評と大炎上の嵐!その理由を探ってみた!まとめ
引用:https://animageplus.jp/articles/detail/41626
以上、今回は、「『大怪獣のあとしまつ』は歴史に残る迷作?酷評と大炎上の嵐!その理由を探ってみた!」というテーマでまとめてみました。
各レビューサイトを調べても、平均評価点は2.5に届かず、たしかに酷評されているようでした。
その原因は、「作り手と観客の間にすれ違いがあるから」のようです。
また、酷評後に炎上騒動があった理由は、「プロデューサーの発言によるもの」でした。
酷評の原因が観客にあるとするような発言に、批判が集まってしまったようです。
しかし、『大怪獣のあとしまつ』が面白かったという声もあり、「ツッコミどころも含めて映画を楽しめる人」であれば本作を面白いと感じられると言えます。
酷評に炎上とマイナスの話題が集まってしまった『大怪獣のあとしまつ』ですが、思ったより面白かったという意見もあるので、気になる方はぜひ一度作品を観てみてくださいね!
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