映画『インセプション』ラストで回るコマの意味とは？コブが現実に戻れたかどうかリサーチ！

難解映画『インセプション』
ラストシーンで回り続けるコマをめぐってさまざまな論争が巻き起こりました。
結局コブは現実に戻れたのでしょうか。
こちらの記事では、映画『インセプション』のラストシーンで回り続けるコマの意味や、コブが現実に戻れたかどうかリサーチしていきます。

『インセプション』ラストシーンで回るコマの意味とは？
出演者のマイケル・ケインが登壇したイベントで話題となった発言
監督のクリストファー・ノーランがラストについて語ったこと
映画『インセプション』ラストで回るコマの意味とは？コブが現実世界に戻れたかどうかリサーチ！まとめ

『インセプション』ラストシーンで回るコマの意味とは？

引用元：https://eiga-yomuyomu.com/

何層かの夢を行き来することで、夢か現実かの境界線がわからない難解映画『インセプション』
その鍵となるのがコマで、現在の世界が夢か現実かを判断する重要なアイテムです。
ラストシーンで回り続けるコマは、勢いが弱まったところで映画が終わってしまうため、ネットでもさまざまな意見が飛び交いました。

ラストのコマは、そのまま止まらずに回り続ければ、コブがいるのは夢の世界という意味です。

よって、止まれば現実世界ということです。

ラストシーンの幸せそうなコブの表情を見ると、現実世界であってほしいと思った方も多いのではないでしょうか。

出演者のマイケル・ケインが登壇したイベントで話題となった発言

イベント時の動画です。(※1分09分あたりからインセプションについて発言しています)

「『インセプション』の台本を受け取った時、戸惑ってしまってね。彼に、『どこが夢か分からないね』と言ったんだ。『どこが夢で、どこが現実なんだい？』と聞いたら、彼は『あなたがいるシーンは現実です』と言っていたよ。だから、こう考えてください。私がいれば、それは現実。私がいなければ、それは夢」

コブの妻（マリオン・コティヤール）の父親役で、マイルス教授を演じたマイケル・ケインが2018年にイベントに登壇したときの発言です。インセプションの台本を読んでも理解できなかったマイケルが、ノーラン監督に質問したときに返ってきた言葉だそうです。

夢の世界にマイルス教授は出てこないので、この発言から推測すると、ラストシーンにマイルス教授が出てくるということは、ラストは現実に戻れたともとれる発言ですよね。

監督のクリストファー・ノーランがラストについて語ったこと

引用元：https://www.gokitsu.com/

これまでインセプションのラストについて、結末を明言されていないクリストファー・ノーラン監督。

2015年のプリンストン大学の卒業式にクリストファー・ノーランが登壇した際に、インセプションのラストシーンについて語ったそうですが、そこでも結末について明言はされていません。

ですが、

But the question of whether that’s a dream or whether it’s real is the question I’ve been asked most about any of the films I’ve made. It matters to people because that’s the point about reality. Reality matters.

それが夢なのか現実なのかという質問は、私が作った映画の中で最も多く聞かれる質問です。それが現実についてのポイントであるため、それは人々にとって重要です。現実が重要です。

と語られています。
Google翻訳にかけた結果、私には理解できませんでした。
ですので、ラストに現実に戻れたかどうかは結局わかりませんでした。

それにしても、クリストファー・ノーラン監督が言っていた、私たちがラストの答えを求めることが重要なことはわかっていて、その現実が重要ってどういう意味なんでしょうね。
見た人の判断に委ねるみたいなことなのでしょうか。
もしそうなら、私はマイケル・ケインの現実説を信じたいと思います！

・プリンストン大学の卒業式にクリストファー・ノーラン監督が登壇したときの記事

(中学生でレベルが止まっている英語力の私には難しくて理解できませんでした)
https://www-hollywoodreporter-com.translate.goog/movies/movie-news/christopher-nolan-princeton-graduation-speech-799121/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc